ウキナナというネーミングは、福岡県南部に位置するうきは(ukiha)と幸運の数字「7(nana)」を組み合わせて名付けました。「うきは」で育んだモノが届いた時、お客さまに、ちょっとウキウキして、幸せな気持ちになって欲しいという思いを込めています。

私たちは『地方の魅力を一つの大きな力に変え、世界中の人々へ発信する』というコンセプトのもと、地域の方々と力を合わせて、「うきは」の魅力をもっともっと世界に知ってもらう!という大きな目標も持っています。「うきは」の魅力をどんどん発掘して、多くの人に伝えていくというのが、「ウキナナの使命」だと思っています。

私たちは「ジビエ肉」をきっかけに、『人と人』『人とモノ』の繋がりが起こり、それがいつしか生活の中で循環するという一連の流れをつくりだしています。これからも日々、新しい物語を綴っていきたいと想っています。

害獣と言われてきたイノシシやシカなどの「いのち」をただ奪うのではなく、自然の贈り物「ジビエ肉」として多くの人に食べていただくことで、「いのち」のリレーを大切に繋いでいきたいと想っています。

日本全国で山間部の人口減少とイノシシやシカの増加で、人と動物が棲み分けてきた境界線はなくなりつつあります。その崩れたバランスを私たちの事業を通して取り戻し、人と動物が共存できる環境を守っていきたいと考えます。

うきはの素晴らしいアイテムと私たちがこれまで「飲食業」で培った「お客様目線」をプラスすることで、「田舎」と「都会」の架け橋になりたいと考えます。それに伴いお客様のニーズに合わせた商品開発を行っていきます。

私たちは「うきは」の自然に触れ、山に入り、人に会い、この地に身を置くことで毎日のように新しい発見があり、素晴らしい場所だとつくづく感じています。まだ多くの人に知られていない魅力を発掘し知ってもらいたいと思っています。

「うきは」の魅力のひとつは、この自然の中で働く農家さんや猟師さんの素晴らしい仕事ぶりだと思います。「ウキナナ」を通して、若い人や子どもたちにもこの地「うきは」で働くことが「カッコいい」と思ってもらいたいです。

「ジビエ肉」で始まった物語が『人と人』『人とモノ』が繋がることで化学反応が起こり、全く新しい何かが生まれると信じています。ウキナナの物語がみなさんにとって素晴らしい未来へと繋がっていきますように…願っています。

ウキナナで取り扱っているジビエ肉は
主に、野生のイノシシ、アナグマ、鹿などなど


『発酵熟成ジビエ肉』について

ウキナナのジビエ肉の一部には、まだジビエ業界ではほどんど導入されていないエージングシートを使用した『発酵熟成ジビエ肉』があります。発酵・熟成によりジビエ肉の持つコラーゲンの力が穏やかになり、肉質自体が柔らかくなります。さらにたんぱく質が分解され、アミノ酸が増し旨味が増えるのでとても美味しくなります。部位や状態などによって全てのジビエ肉が発酵熟成に適するわけではありませんので、『発酵熟成ジビエ肉』についてご興味のある方はお問い合わせください。

『トレーサビリティ』について

ジビエ肉には個体番号を入れています。インターネットから「ジビエクラウド」にアクセスいただけると、ご購入された肉の工程等をご確認いただけます。商品の生産から消費までの過程を確認して頂くことで、召し上がる方に安心と安全をお届けできると考えています。

下処理・保管から納品まで一括管理。


ジビエ肉は、イノシシやアナグマ、シカを捕獲してから、いかに素早く適切な処理ができるかがおいしさの質を決めます。猟師とも連携し、捕獲されてから2時間以内の鹿・猪のみを選別。衛生的に管理された素早い血抜きと解体を行い、下処理も弊社独自の厳しいルールのもとに行っています。また、HACCP認定の基準に沿った衛生管理を行い、安全検査機器のメンテナンスと保存環境の管理を徹底して行っています。

ジビエ肉出荷までの工程


①搬入口(検査・洗浄)

捕獲個体を施設内へ搬入する前に、電動ウィンチで懸吊し、被毛など表面の外部寄生虫をバーナーなどで焼却、高圧洗浄機で洗浄します。

②一次処理室
(検査・内臓摘出・剥皮・洗浄)

捕獲個体の皮を有効活用、解体作業時間の短縮、解体時に個体になるべく手を触れないように考慮しています。

③冷蔵室(熟成室)

枝肉の状態で一定期間、低温で熟成。熟成により肉の旨み成分を引き出しています。また個体識別番号で管理しています。

④二次処理室

ミートスライサー、ミートミンサー、ブラストチラー、真空包装機、計量ラベルプリンター、金属検出機など各種機器完備。

⑤冷凍室

-30℃で冷凍することで鹿肉・猪肉などの品質を維持します。

⑥出荷

加工した鹿肉は東京や大阪のレストランや店舗などに出荷されます。

画像
画像
画像

画像